留学先の国の特徴や留学情報をご紹介。
国ごとの違いを明確に知り、自分にあった留学先を見つけましょう。

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留学先国・地域:英国、ロンドン
留学期間:2023年9月~2027年9月
学校名:ロンドン大学東洋アフリカ研究科
専攻名:人類学
留学形態:博士課程
奨学金名:JASSO給付型「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」

Q. 留学をしようと思った動機を教えてください。
憧れていたAndrea Cornwall教授(留学先校の元Pro-Director)のものとで、参加型研究について研究をしたいと思ったのがきっかけです。

Q. 留学先の国・地域、留学先校を選んだ理由を教えてください。
私はロンドン大学SOASに修士課程から進学しました。そこで出会った多くの教員たちの、脱植民地的(decolonial)アプローチを重んじる姿勢に感銘を受けました。そのような環境で学び続けたいと考え、同大学の博士課程に進学することを決めました。

Q. 留学に対する家族の反応はどうでしたか?
最初は、急激な円安やインフレの状況もあり、特に資金面の心配をされましたが、最終的には応援してくれました。

Q. 留学の準備にはどのくらいの期間を要しましたか?留学を思い立ってから、実際に出発するまで、情報収集、学校選定、出願、ビザ申請など、それぞれの準備段階にわけて教えてください。
私はすでに修士課程からイギリスにいたので、博士課程進学一年前(2023年9月)から、留学先候補の教員に直接お会いして、研究の話やコースの説明を受けていました。奨学金の応募は、2023年10月から始めました。学校選定したのは、2023年12月ごろで、出願も同時期に始めました。ビザ申請は、2024年7月ごろで、イギリス国内で行ったためスムーズでした。2024年8月から家探しを始めましたが、とても難しかったので、もう少し早めに動いておけばよかったと思います。

Q. 留学情報の収集はどのように行っていましたか?使用したウェブサイト、雑誌、イベント、SNS(YouTube、Twitter等)などがあれば、あわせて教えてください。
個人ブログはたくさん読みました。  特に留学資金の情報や進学先決めの参考にしました。

Q. 語学学習はどのように行っていましたか?
言語交換パートナーがいて、定期的に会話していました。あとは、よくコロナ禍にあげられた講義やカンファレンスの発表などを聞き流ししていました。

Q. 留学にはどのくらい費用がかかりましたか。留学の資金調達はどのように行いましたか?
奨学金の情報収集は、先輩たちのブログを読んだり、指導教員や留学先大学にも尋ねたりしました。 留学にかかる費用は、生活費と授業料以外にも、飛行機や学生ビザや保険費などもかかりました。

Q. 留学中の学校生活はどうですか(どうでしたか)?日本の学校との違いや、海外の学校だからこそ苦労すること、学校生活での楽しみなどを教えてください。
毎週、膨大な量の文章を読んで授業準備をしなくてはいけないのですが、それと同時に友人と交流したり、大学外のイベントに参加するなど、時間のバランスを取るのが難しかったです。

Q. 留学中の生活で大変だったことを教えてください。また、それをどのように克服、対応しましたか。
イギリスは、冬になると曇りや雨が続き、日照時間も短くなります。気が落ち込むことがありましたが、友人と一緒に勉強したり、授業後にスカッシュなどスポーツをしたりすることで、モチベーションを保ちました。

Q. アルバイトやインターンなどの活動はしていましたか。
日英の翻訳
 

Q. 留学を経験してみて感じたこと、学んだことはありますか?留学前と比べて成長した面はありますか。
自分自身の研究に関しては、似たような専門分野で学ぶ人たちや活動を行う人たちと出会い、より可能性が広がったと思います。英語力に関しても、日常会話に加え、アカデミックな英語を聞く、書く、話すことに慣れたと思います。

Q. 留学後の進路について教えてください。
同留学先大学の博士課程に進学中。

Q. 最後にこれから留学をする方へのメッセージ・アドバイスをお願いします。
友人やクラスメイトが何を話しているのか分からない時は、コンテクストや内容を知らないからと諦めるのではなく、「それは何?」「聞いたことないから教えて」と、積極的に知る姿勢を持つと交流関係だけでなく、自分の世界も広がると思います。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、
文部科学省が所管する団体です。
学生支援を先導する中核機関として、「奨学金事業」
「留学生支援事業」および
「学生生活支援事業」を
総合的に実施し、
次世代の社会を担う豊かな
人間性を備えた創造的な人材を育成すると
ともに、
国際理解・交流の促進を図ることを目指しています。